デュラックをひとことで:全員に6枚ずつ配り、1つのスートが切り札になります。1人がカードを出して攻撃し、次の人は同じスートのより強いカードか切り札でそれを防ぎます。ほかの人は、場に出ている数字と同じカードを追加できます。全部防げばカードは捨て札に、防げなければ全部引き取ります。そのたびに全員が6枚まで補充。山札がなくなったら手札がなくなった人から上がり、最後までカードが残った人がデュラック、つまり「ばか」です。
目的
手札をすべて出し切ること。最後までカードが残った人がデュラック、つまり「ばか」です。勝者はいません。いるのは敗者ひとりだけです。デュラック(дурак)は、ロシア語で「ばか」という意味です。
カードと配り方
ふつうは36枚のデッキを使います。各スートの6からエースまでで、エースが最強です。強さの順は6、7、8、9、10、ジャック、クイーン、キング、エース。遊べるのは2〜6人で、24枚のデッキ(9からエースまで)は2〜4人向き、52枚のフルデッキなら大人数でも遊べます。
全員に6枚ずつ配ります。次の1枚を表向きにして山札の下に置きます。そのスートがゲーム中ずっと切り札になり、このカードは最後に引かれます。

攻撃
一番小さい切り札を持つ人が、左隣の人に最初に攻撃します。攻撃側は好きなカードを1枚出します。そのあとは攻撃側の誰もが、場に出ている数字と同じカードを追加できます。これがカードの「追加」です。定番のデュラックがロシア語で「ポドキドノイ」(追加ありのデュラック)と呼ばれるのはこのためで、Local Durakでは「クラシック」と呼んでいます。
1回の攻撃は最大6枚で、防御側がまだ防げる枚数を超えることはありません。また多くのテーブルでは、誰かが初めて防御に成功するまで、ゲーム最初の攻撃を5枚までにしています。
防御
攻撃された各カードを、同じスートのより強いカードか、どれかの切り札で防ぎます。切り札を防げるのは、より強い切り札だけです。すべて防げばカードは捨て札になり、次はあなたが攻撃します。


カードを引き取る
防げない、または防ぎたくないときは、場のカードをすべて手札に引き取ります。その前にほかのプレイヤーは同じ数字のカードをさらに追加でき、あなたは攻撃の番を飛ばされます。攻撃の番は、あなたの次の人に移ります。
Local Durakでは、防御側が引き取るをタップします。すべて防がれたら、最初に攻撃した人が流すをタップしてその回を終えます。ほかの人は、追加するカードがなければパスをタップします。
補充とゲームの終わり
攻撃が終わるたびに、全員が手札を6枚まで補充します。攻撃した人が先、防御した人が最後です。山札がなくなったら、手札がなくなった人から上がり。最後までカードが残った人がデュラックです。最後の2人が同時に上がったら引き分けです。
次のゲームでは、前回のデュラックが最初の攻撃を受けます。
受け流し
受け流しありのデュラック(ロシア語で「ペレヴォドノイ」)では、防御側にもうひとつの選択肢があります。まだ何も防いでいなければ、同じ数字のカードを1枚出して、攻撃をまるごと次のプレイヤーに受け流せます。ただし、そのプレイヤーに受けきれるだけの手札があるときに限ります。受け流された人も、同じ方法でさらに次へ受け流せます。
同じ数字の切り札を、出さずに見せるだけで受け流せるルールもあります。Local Durakでは、これをオプションで選べます。
チーム戦
4人なら2対2、6人なら3対3か3ペアで遊べます。パートナーは1つおきに座り、互いに攻撃したり、カードを追加したり、助け合ったりはしません。どちらかのチームがカードを出し切ったら、まだカードを持っているチームが全員そろってデュラックです。
イカサマあり
「イカサマあり」のゲームでは、誰でも、どんな数字のカードでも追加したり、勝てないカードで「防いだ」ことにしたりできます。ほかの人は、そのカードが場にあるうちならイカサマを指摘できます。見破られたら、そのカードとそれ以降に出たカードはすべて戻り、イカサマ師はゲームが終わるまでズルができません。正しいカードを指摘すると、イカサマ師扱いされるのはあなたです。

肩章
伝統では、デュラックに最後に出されたカードが6なら、その6を肩章として肩に載せられます。ほかのみんなにとっては最高の栄誉です。
覚えておきたいロシア語
| ロシア語 | 意味 |
|---|---|
| Durak(дурак) | ばか。最後までカードが残った人 |
| Podkidnoy(подкидной) | 追加ありのデュラック。定番のルール(アプリでは「クラシック」) |
| Perevodnoy(переводной) | 受け流しありのデュラック |
| Kozyr(козырь) | 切り札 |
| Beru(беру) | 「引き取る」。防御をあきらめた人のひとこと |
| Bito(бито) | 「防いだ」。攻撃が終わり、場のカードは捨て札へ |
| Pogony(погоны) | 肩章。デュラックの肩に載せられた6 |
ルールについてのよくある質問
カードは何枚まで追加できますか?
1回の攻撃で最大6枚までで、防御側の手札の枚数を超えることはできません。また多くの人は、最初に防御が成功するまで、ゲーム最初の攻撃を5枚までにしています。Local Durakでは、テーブルのルール「最初の攻撃は5枚まで」で選べます。
最初に攻撃するのは誰ですか?
最初のゲームでは、一番小さい切り札を持っている人です。2ゲーム目からは、前回のデュラックが最初の攻撃を受けます。
切り札も追加できますか?
はい。場に出ている数字と同じカードなら、切り札でも追加できます。
クラシックと受け流しの違いは何ですか?
受け流しありのデュラックでは、防御側はまだ何も防いでいなければ、同じ数字のカードを1枚出して、攻撃をまるごと次のプレイヤーに受け流せます。クラシックでは、防ぐか引き取るかしかできません。
デュラックに引き分けはありますか?
あります。最後の2人が同時に手札を出し切ったら、デュラックはいません。引き分けです。
デュラックの肩章とは何ですか?
デュラックが6(デッキで一番小さいカード。切り札は除く)でとどめを刺されると、その6が肩章としてデュラックの肩に載せられます。Local Durakでは、デュラックのアイコンに肩章がつきます。
2人でデュラックを遊ぶには?
ルールは同じです。6枚ずつ配り、交互に攻撃して、攻撃が終わるたびに2人とも6枚まで補充します。2人なら24枚か36枚のデッキがおすすめです。
ネットなしで、友だちとそれぞれのスマホでデュラック。